いつきとん
2008年10月30日
01:39
(Update of this page : 2008.10.30)
前回 「
スカルプ の仕組み」の記事で、
スカルプはテクスチャデータとしてINワールドに存在することが理解できたと思います。
テクスチャ画像として、INワールドにアップロード できるわけですから、オリジナルのモノを作れるわけです。
(モノ創りをしたことがある人は、画像をアップロードしたことがあると思います)
ようするに、スカルプを製作できるツールを使用して、
変形テクスチャ(スカルプ画像)を製作し、
それをINワールドに
アップロードするということになる。
[ 画像をアップロード ] 方法はこちらの記事へ
では、スカルプ を作成するには、どうしたらいいのでしょうか?
公式Wiki(Sculpted Prims: Creator's Guide)を参照。
ちょっと、
長くなりますが、まとめてみました。
スカルプを作る 大まかな手順 はこうなる。
① スカルプの形と模様を作成: 注1)
スカルプの形を作りますが、2D・3Dモデリングソフトや専用ソフトなど、
スカルプの形・模様(表面に貼り付けるテクスチャ)を作成するのに何らかのツールが必要です。
② スカルプの確認と調整: 注1) 注2)
①で製作したとおりに、INワールドで再現されるか確認と調整が必要になってきます。
専用ツールを使用したり、直接INワールドで確認したりします。
③ スカルプの加工: 注2) 注3)
組み立てて、オブジェクトに加工します。
ここでの完成度は、①のデザイン と ②での調整 の影響をかなり受けることになります。
注1): 色々なツール・手段があるので、自分が使いやすいものを選ぶことになります。
注2): 画像のアップロードにはL$が必要になります。
注3): 通常のオブジェクトと違うので扱いに注意しないといけないことがあります。
スカルプを 作成するのに必要なモノ は・・
* 形・模様を作成するツール:
外部ツール(2D・3Dのグラフィックソフト)を使用する方法(多くの場合プラグイン等を使用します)。
スカルプ製作専用の外部ツールを使用して作成する方法。
INワールドで作業し、Webと連携して作成する方法。
Web上で作成できる方法。
注)
* 自分の作りたいモノを作りますが、各方法に一定の決まり(スカルプを作るうえでの制限)があったりします。
* スカルプは特殊な形に変形させますので、専用のテクスチャを作成する必要があります。
(繰り返し模様で、十分利用できるモノ(クッション・ソファー)等は、必要ないかもしれません。)
* ツールには、有料・無料と価格の差も色々です。
* 確認用ツール:
INワールドで直接確認する方法(L$を消費するので、排除)。
画像をアップロードする手前で、
簡易的に確認する方法。
ベータグリッドで確認する方法(人に邪魔される可能性があるので、排除)。
スカルプ確認専用ツールを使用する方法。
OpenSIMを使用する方法。
注)
* セカンドライフのスカルプと通常の3DCGには違いがあります。確認作業は必ず必要になります。
* SLの世界で確認するのが一番ですが、それには色々と問題があります。
* 製作しながら確認するのにはPCのスペックが必要になったりします。
* アップロードの費用:
完成品をアップロードするための費用が必要です。
注)
* INワールドで直接確認する場合、そのときのアップロードの費用も必要になります。
上記の3つを用意する必要があります。
アップロードの費用は、何とか用意するとして・・・
では、
どんなツールがあるのか・・こちらを見てください。
公式Wiki(Sculpted Prims: 3d Software Guide)
公式Wiki(Sculpt Textures in Paint Programs)
有名なソフトから個人が製作したスカルプ専用ツールまで、公式Wikiにも書いてないツールなどもあります。
いくつか使用してみて、自分に合ったツールを探すしかないようです。
次回は、
スカルプのツールについてです。
自分で試した結果どれを使うことにしたか、まとめてみることにします。
スカルプ の基本 関連情報は こちら
お勉強スカルプ まとめ情報は こちら